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南海トラフ地震 予知 東大 [ニュース]




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「南海トラフ巨大地震が迫っている」と、世間では
騒がれているが、国の有識者会議が5月に
出した結論は、「地震予知は現状では困難」と
いうものでした。


その一方で、なんとか地震予知を実用化しようと
様々なアプローチを試みている科学者もいる。


今回紹介する、東京大学名誉教授で測量学の
世界的権威である村井俊治氏もその1人です。

 
村井氏は、独自の方法論によって地震予測を
繰り返した結果、的中率が75%にまで上昇させた。


東日本大震災の前にも、同様の方法で前兆を
捉えていたというのだから今回の予測も見逃せない。


<地震の予測方法>

 
村井氏の地震予測は、国土地理院が全国1240ヶ所に
約20Kmの間隔で設置した「電子基準点」を利用した。


これは地震発生前にはなんらかの変化や異常が
みられるGPSデータを、さらに高精度にしたシステムで
ミリ単位の地殻変動を観測することができるものだ。

 
これを使って、村井氏らが2000〜07年までの
8年間に発生したM6以上の地震162件に
前兆現象があったかどうかを検証した結果、
すべてのケースで何らかの前兆現象が見られた
ため地震予測をすることは可能であるという
自信を深めたという。

 
具体的には、電子基準点の移動の幅が
通常の範囲からはずれた後に、それが
数週間〜数カ月後に元に戻った時点で、
地震が発生しているそうです。


何日後に地震があるとは、まだはっきり言える
段階ではないが、「必ず地震が起きる」ことは、
過去の事例から言えるようになったと
村井氏は断言する。



南海トラフ様子.jpg



<来年南海トラフ地震が発生する根拠は>

 
村井氏によると、当初、昨年6月末に、
九州・四国・紀伊半島で異常変動が観測され、
9月上旬になると、日本全国で異常な変動が
見られるようになったそうです。


翌週になると変動は収まり、非常に静かに
なったのだが、3.11の前にも、このような
変動と静謐期間が半年ほどの間に
3回繰り返されたそうです。

 
そして、9月の異常の後、4週間ほどは
静かな期間が続いたが、5週目の
10月6日~12日に再び広範囲で変動が起きた。

 
注目すべきは、特に大きな変動が起きたのが、
南海トラフ地震のうち、「南海地震」が起こると
されている地域とピッタリ符合するというのだ。


このため、今年12月から来年3月頃の間に
南海トラフでの大地震が起こる可能性が高いと
村井氏は警告します。

 
村井氏は、3.11の前年の2010年9月にも
全国的な異常が起きていることに気づいていた、
巨大地震の前兆と言えるだけの準備が
できていなかったのだという。


すでに東大を退官していて、個人的にデータの
観測を行なっていた村井氏には発表の場もなく、
公の場で注意喚起することもできなかった。


だが、現在は「地震科学探査機構」(JESEA)と
いう会社を立ち上げ、顧問に就任した。


月額210円の有料メルマガで毎週地震予測を
配信するなど精力的に活動しているが、
個人研究では国からの補助も得られず、
限界があるための、苦肉の策だという。

 
村井氏によれば、昨年1年間を通しての平均的な
実績では、


「75%で『当たっている』と言えるでしょう」と言っている。


それにしても、当たってほしくない予測ですよね。



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