中国アリババ IPO フェイスブック 通販 [話題]
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中国の電子商取引最大手アリババ・グループ
(阿里巴巴集団)は、ニューヨークでIPO(新規株式公開)
申請をおこなうと、複数の米メディアが報じている。
これまで、アリババは香港での上場を目指していたが、
インターネット企業で新たな標準となっている議決権の
手法をめぐって、調整がつかなかったものと見られている。
この「特殊な議決権」は、Google社が
上場した際に話題となった。
「Class A」と「Class B」という2種類の株式が
発行されるGoogleは、「Class B」が「Class A」の
10倍の議決権を持っている。
「Class B」を持てるのは創業者の3名だけであり、
彼らが50%の議決権を保有していることとなる。
「Class A」の一般株主は、収益の配当を受ける
ことができるが、例えば投資ファンドや金に物を
言わせて、経営に文句を言うことができない。
この手法は、Googleの(ビジネス的にも経営的にも)
成功を見たFacebookが追従しており、今後IPOが
予想されている「Dropbox」社なども同様の手法を
用いると考えられている。
<Facebookを上回る時価総額>
アリババは、2007年11月に香港証券取引所に
上場しており、時価総額2兆円を超え話題を呼んで
いたが、2011年に起きた不正取引事件をきっかけに
2012年に上場廃止を決定。
しかし、最近の好調な業績を背景として、関係者の
間では1200億ドルという、インターネット企業に
おいてはGoogleとAmazonにつぐ時価総額が予想される。
Facebookは、IPO前の時価総額が1000億ドルと
予想されていたが、もしアリババが予想通りの
時価総額を達すれば、これを大きく上回る。
香港市場は、アリババという巨大企業の上場を
逃したこととなり、手痛い結果に終わった。
<ソフトバンクが筆頭株主>
創業者のジャック・マーは、カリスマ経営者として
知られており、米ヤフーや日本のソフトバンクとも
関係が深い。
アリババは、2005年には中国ヤフーを
買収しているが、米ヤフーはアリババ株の
24%を保有している。
また、筆頭株主のソフトバンクは35%を保有しており
今回の上場で大きな利益を手にすることになる。
ソフトバンク孫社長は、また儲けたみたいですね。
儲けどころにツボを得てますよね。
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